パーツ適合情報総括表

適合○、問題あり△、不適合×
※加工して無理やり装着するとか、保安基準違反だけど装着可能とかそういうのは無しです。

パーツ名 タイプ 説明 350GT 300GT 250GT
フロントバンパー MC前車にMC後フロントバンパーの装着、またはその逆はヘッドライトからグリルにかけての形状が違うために出来ません。 × × ×
リアバンパー MC前車にMC後リアバンパーの装着、またはその逆はテールランプの形状やプレスラインが同じなので、可能かも知れませんが、全長が5cm(MC後が長い)違うため全長が保安基準違反(+-3センチ未満可)となります。 × × ×
フロントグリル MC前車にMC後フロントグリルの装着、またはその逆は形状が違うために出来ません。 × × ×
ヘッドライト MC前車にMC後ヘッドライトの装着、またはその逆は形状が違うために出来ません。 × × ×
テールランプ・バックランプ テールランプとバックランプはMC前後で同じ外形なので、無加工で交換できます。但し、US仕様はMC前後ともにターンランプも赤のため保安基準違反となります。
CPU IMPULをはじめ多くのチューナーから交換タイプ(吊るし)のCPUが発売されています。リミッターカットだけという安価なものからから、現車セッティングまで扱うショップも多数あります。最近の日産車はCANシステムを採用しているためサブコンの設定はありません。
ハイカムシャフト VQ35DE用しか発売されていません。作動角256°〜268°まで様々ですが、GT-8はCVT保護のためリミッターが作動するので選定には注意が必要です。 × ×
ターボ・スーパーチャジャー いずれもVQ35DE用しかありません。 × ×
インジェクター
スパークプラグ 点火系チューンの定番のイリジウムプラグは350GTには効果があるのですが、直噴エンジンは低速でかぶり易くなるのでお奨めできません。一応、300GT、250GT用のイリジウムプラグもDENSOから発売されています。
エアクリーナー POWERDUCT 350GT系に採用されているPOWERDUCTに、純正タイプのスポーツエアクリーナーを装着すれば、エアフロの故障の心配も無く、キノコの代用となります。
キノコタイプ エアフロの故障の原因となるためお奨めできません。どうしても付けたいならドライタイプの物のほうが安全です。装着後は概ね排気音が大きくなります。
サクションパイプ CPV35用として発売されているアルミやステンレスのサクションパイプは装着可能です。Z33用は曲がり具合が微妙に違うので合いません。装着後は吸気音が大きくなります。
サージタンクスペーサー インテークマニホールドコレクターアッパーとロワーの間に挟みサージタンクの容量を嵩上げするアルミ製のスペーサーです。直噴エンジンに装着するためには、EGRパイプ(排気ガスを燃焼室に戻すパイプ)を延長するための溶接加工が必要となります。
エキゾーストマニホールド Z33用として開発されたエキマニが350GTには無加工で装着できます。直噴エンジンに装着するには、片側のエキマニにEGRパイプ取付け用の穴加工が必要となります。
キャタライザー Z33用に多くのチューナーからメタルキャタライザーが発売されています。元々VQ35用として開発されたものなので、ガステストの証明が無いため、350GT以外では保安基準違反となる可能性があります。 × ×
フロントパイプ Z33用として多くのチューナーからフロントパイプが発売されていますが、センターパイプ側がφ74oのものが多く、セダンに装着すると排気干渉により不具合が生じる可能性があります。IMPUL製なら触媒側もセンターパイプ側も共にφ60oなので取り付けもスッキリ出来ますし、トルク落ちや排気干渉も感じられません。
センターパイプ センターパイプだけの単品の商品はありません。リアマフラーとのKITとなっています。
リアマフラー 大別して、触媒以降交換タイプ(センターパイプ+リアマフラー)とリアマフラーのみ交換のタイプがあります。好みに応じて選べばよいのですが、JASMA認定品なら安全です。
サスペンション サスペンションKIT ノーマルタイプと車高調がありますが、基本設計が同じなので、Z33用やCPV35用なら純正・社外品を問わず流用が可能です。
ショックアブソーバー こちらも、Z33用やCPV35用なら純正・社外品を問わず流用が可能です。
スプリング 対応品が数多く発売されています。ローダウン量が大きすぎるものは注意が必要です。
スタビライザー こちらも、Z33用やCPV35用なら純正・社外品を問わず流用が可能です。固くすれば良いというものではないので、交換時にはサスとのバランスを考慮しましょう。初期型の300GTと250GTの純正スタビは柔らかいので、プリマイナー以降の純正スタビ(Z33、CPV35純正も同じ)に交換するだけでも足回りがしっかりします。
調整式アッパーアーム CUSCO社他より、Z33・CPV35用の調整式アッパーアームが発売されています。これをセダンにも流用できます。車高調やローダウンサスで車高を下げた場合、車高に合わせたアライメント調整が短時間で可能になります。但し、改造車検が必要となります。
ブレーキホース ブレーキホースはNISMOからステンレスメッシュのものが発売されています。
ブレーキキャリパーKIT キャリパーKITはMC後MT用の17インチタイプ(2ピストン)がそのまま流用できます。その他、F50ブレンボ等を流用するKITも発売されています。
ブレーキローター DIXCELからようやく適合品が発売となりました。ノーマル、スリット入り、熱処理、スリット+熱処理の4タイプがあります。
ブレーキパッド 各社から色々なパッドが発売されていますが、コストパフォーマンスならacreがダントツです。ロッキードのSAは低ダスト&コントローラブルです。ダストが気にならないなら、acreのフォーミュラアクレがお奨め。
ホイール フロントは8J(8.5Jでも入るらしい)、リア9Jが市販されているものでは限界です。リアはオフセットを特注すれば10Jでも入るかもしれません。
L.S.D NISMO、CUSCO、TOMEIから発売されています。NISMOはVQ35MT/CVT用、TOMEIはVQ35MT用のみ、AT用はCUSCOのVQ30DD用だけです。チャタリング音はOIL次第で低減できます。
A型バー・M型バー Z33とCPV35には、前輪のところにA型バー、後輪のところにM型バーという補強パーツが付いています。これをセダンに取り付けると回頭性が向上しますが、セダンに装着するためには加工が必用です。装着する場合には、前後のバランスが崩れないように両方同時に取り付けましょう。
フロアサポートバー Z33用にフロアサポートという補強パーツが売られています。こちらも、セダンは取付位置にネジ穴がないので、溶接加工が必要となります。その他のメンバー・補強バーは未確認です。
シート 有名なところではRECAROですが、エクリュ色なら純正と同じ素材を使用するNISMOのマッチングが最高。裏わざとしては、Z33純正シートが取付ステーにスペーサーを挿むだけで流用可能です。